ウクライナ、ミャンマー、シリア、アフガニスタン、その他の地域で、今この瞬間も紛争に苦しんでいる人々います。
当サイトでは、3月より「Peace – 平和」を掲げて、真に平和を望む一句の募集を始めました。現在(7月22日時点)全5大陸39ヵ国(*1)から12言語(*2)で616もの作品をお寄せいただいております。
(*1)ISO3166-1国名標準コード(国、保護領、および特定の地政学的な意味を持つ地域)による集計
(*2)ISO 639-1言語コードによる集計
皆さまの思いが「言霊」となって繋がり、平和な世界を実現するための力となりますよう。ご投句いただいた作品を掲載させていただきました。
引き続きご投句いただきますようお願い申し上げます。
また、各界の第一線で活躍されている方々からもご投句いただいておりますので、ご紹介いたします。
白鳥の帰りゆく地を思ひをり
黛まどか
~各界から寄せられたHaiku for peace~
満開の花に彼の地の友想ふ
向日葵畑子の声を溢れしむ
元防衛大臣・元外務大臣 河野太郎
国境で待つ人々に風薫る
外務大臣 林 芳正
玄黄も紅蓮に塗られ夏来たる
国文学者 中西 進
無慙にも落ちたる花を踏みにじむ
茶道家 千玄室
ウクライナへシベリヤ回りノン・バイオレンス
宗教学者 山折哲雄
向日葵や元は国境無き地球
氷室主宰・第24代京大総長 尾池和夫
戦火の中の子どもを想う螢の夜
JT生命誌研究館名誉館長 中村桂子
雪原に幾度流るる血と涙
心臓外科医 南渕明宏
花菜雨去つて解けいる空の青
国際交流基金顧問 小倉和夫
帰る雁羽を休める枝ありや
昭和女子大学理事長・総長 坂東眞理子
こども等の明日を奪ひてかぎろへる
建築家 隈研吾
踏まれてもなほタンポポの咲き誇る
増田明美
春月や遍くそそぐ神の声
十一代大樋長左衛門