2020年8月より実施して参りました、国内向け俳句募集は7月の募集を以って終了とさせていただきました。
9月より外国語と共通のテーマで投句募集を開始する予定です。引き続き、よろしくお願いします。
・[京都×俳句プロジェクト]では、皆さんの俳句を募集します。
・優秀句の作者には、京都にちなむ賞品が贈呈されるほか、黛まどかの主宰するオンライン句会にご招待いたします。
・ご投句いただいた作品はメディア等でご紹介させていただく場合がございます。予めご了承ください。
7月の投句
今月のテーマ(季語)
7月「打水」
水を打つ、水撒きなど
投句期間:7月7日~27日
暑い夏の日の夕刻に、熱気や埃をしずめて、涼しくするために路地や庭、店先などに水を打つことです。水を打つと、実際に気化熱を利用した気温上昇の抑制効果が得られるだけでなく、庭の草木が濡れて、見た目にも涼を誘います。打水の習慣は江戸時代には既にあったようですが、その頃は道が舗装されていなかったので、土埃をしずめる方に重点が置かれていたのでしょう。
京都へ行く度に関心するのが、一般の家も、商店も、飲食店も、とにかくよく水を打っていることです。きれいに掃除し水を打ったあとは、空気も澄んで清浄感が漂います。打水の原点は、茶道にあるとされています。お客様をお迎えするために水を打って清めて待つ。四季折々、毎日を丁寧に暮らす京都人。夏の京都で最も身近にその〝美意識〟と〝おもてなしの精神〟を感じるのが打水です。
黛まどか
※本サイトでは、ルール(型)に則った俳句を募集します。
俳句は定型詩です。定型詩とは定型を基本とする詩をさし、自由詩とは異なります。
俳句は「有季定型」…季語を詠み込み、575音節であること。そして「切れ」が重要です。 切れとは、内容や調べの切れ目のことです。「切れ」を入れることで「余白」が生まれ、そこに「余情」が漂います。